真珠の種類別にみるパールネックレス
- あこや真珠のネックレス – 日本産の定番真珠 –
- 黒蝶真珠のネックレス – 黒真珠 タヒチで有名 –
- 白蝶真珠のネックレス – 大粒でゴージャス –
- 淡水真珠のネックレス -安価でカジュアル –
- まとめ

真珠とは生物である貝から生み出された宝石であり、元となる貝の種類によって見た目や特徴が異なります。中でも、日本国内で生産されるアコヤ真珠は定番のパールネックレスとして広く知られています。この記事では、真珠の種類別にパールネックレスについて詳しく見ていきましょう。
あこや真珠のネックレス

アコヤ真珠は、3mm〜10mm程度の比較的小粒な大きさで丸い方のものが多く見られます。。色はホワイト系が一般的で、しっとりとした、きめ細かく奥深いテリ(輝き)が魅力です。日本の伝統的なジュエリーとして、結婚式や入学式、卒業式、お葬式などの場面でよく使われます。清楚でキッチリした印象が特徴であり、ファーストパールの定番とされています。
生産地:
日本の愛媛県、長崎県、三重県が主な生産地。
特徴:
小さいが高い光沢と美しい色合い。サイズは3mmから10mm。真円に近い形。
黒蝶真珠のネックレス

黒蝶真珠とは、いわゆる黒真珠です。タヒチで生産されるものが有名です。様々な色がありますが、グリーンの干渉色を持ったものは、孔雀の羽根の色に例えてピーコックと呼ばれ人気があります。10mm以上の大粒が主な特徴であり、明るいピーコックはゴージャスな雰囲気を醸し出します。お葬式で使われることが多いですが、大人でラグジュアリーな感じで使うと素敵です。
生産地:
フレンチポリネシアのタヒチが主な生産地。
特徴:
深いブラックからグレー系まで。グリーン、レッドの干渉色が見られる。サイズは10mm以上の大粒が多い。
白蝶真珠のネックレス

南洋真珠とも呼ばれる白蝶真珠は大粒でシャイニーな輝きが特徴的です。アコヤに近い色合いですが、金属的な輝きがあり、強い黄色はゴールドと呼ばれます。オーストラリアとインドネシアが産地として有名です。大粒ピカピカでゴージャスな印象があり、ラグジュアリーな雰囲気を演出できます。ゴージャスに身につける場合にはおすすめですが、お葬式などの場面には避ける方が無難です。
生産地:
オーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマーなどの太平洋の暖かい海域で生産される。
特徴:
10mm以上の大粒が多い。ホワイト系、シルバー系、ゴールド系などの色がある。
淡水真珠のネックレス

淡水真珠は形のいびつなバロックが多く、様々な色が存在します。最近では、美しいテリをもった高級品も存在します。正式には池蝶淡水真珠ですが、湖水真珠とも呼ばれます。中国で最大の生産地です。比較的安価なため、日常使いに適していますが、キッチリした場面では安っぽく見える可能性があります。結婚式やパーティーでは、他のアクセサリーと重ね付けして使うと素敵です。
生産地:
中国が最大産地。日本の滋賀県の琵琶湖や茨城県の霞ヶ浦でも生産。
特徴:
色のバリエーション豊富。形は真円ではなく、オフラウンドやバロック。価格は手頃。
まとめ
真珠の種類によって異なる魅力がありますので、自分の好みや使い道に合わせて選んでみてください。華やかさや上品さを演出するには南洋白蝶真珠やタヒチ黒蝶真珠がおすすめですが、清楚できちんとした雰囲気を求める場合はアコヤ真珠が最適です。真珠の美しい輝きを楽しむ素敵なパールネックレスを見つけてください。
米国宝石学会(GIA)公認鑑定士・Graduate Gemologist(G.G.)
真珠科学研究所認定 テリマスター/真珠C・E(クリーニング&エステ)マスター
株式会社Inoue Pearl(イノウエパール)代表。
ダイヤモンド卸・宝飾メーカー勤務を経て、1965年創業の真珠専門店「有限会社井上真珠店」に参画。2016年、井上真珠店松山店からのれん分けして独立した。
生まれも育ちも愛媛県宇和島市。宇和島で真珠養殖を始めた祖父から数えると3代目となる。
厚巻き・強てりを品質の原則とし、自社基準を満たさない真珠は取り扱わない。ほぼ全商品に真珠科学研究所または真珠総合研究所の鑑定書を付与。無調色真珠をメインに扱う。累計1,000本以上のアコヤ真珠ネックレスを自社にて選別・販売してきた。
実店舗は愛媛県松山市。公式オンラインショップ(https://shop.i-pearl.co.jp/)でも販売中。

