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真珠の「巻き」について

「巻き」とは、真珠層の厚みのことです。
真珠は、貝の体内に埋め込まれた「核」と呼ばれる物質の周りを、薄い真珠層が何層にも巻くことによって出来上がります。
ですので、「巻き」というのは真珠を作り出す原点ともいうべきとても重要な要素です。

今回は、真珠の魅力の重要な要素である真珠の「巻き」に焦点を当ててみましょう。

真珠層の厚みと美しさの関係

真珠の断面図

真珠の美しさにおいて、真珠層の厚みは不可欠な要素です。
なぜなら、真珠層の厚みが一定以上でなければ、真珠のテリ(輝き)が弱く、真珠独特の美しさが現れないからです。
そのため、真珠の巻きは真珠の品質において基本的な要素とされています。

真珠ができるプロセス

真珠生成のプロセスは、真珠貝の体内に、淡水貝から作った丸く小さな「核」を埋め込むことによってはじまります。この核に薄い真珠層が何層も巻かれ、徐々に真珠が育まれていきます。
真珠の輝きは、このごく薄い真珠層によって生み出されるのです。
10ヶ月ほど海の中で育てられた貝からは、美しい真珠が誕生します。

厚巻きと薄巻きの真珠の違い

薄巻き真珠と厚巻き真珠の断面を比較した写真

厚巻きと薄巻きの真珠を比較すると、明確な違いが見られます。
厚巻きの真珠は、ブルーやピンクの干渉色が鮮やかに現れます。
一方、薄巻きの真珠は、干渉色が少ないため、どこか曇ったような印象を受けます。また、核から直接反射する光が見えるため、ギラギラした光が見られます。 真珠層とてりの関係図

真珠の巻きとテリの重要性

核、薄巻き真珠、厚巻き真珠の比較写真

美しい真珠のテリ(輝き)は、真珠の巻きの質に大きく依存しています。
巻きが厚く均一であれば、美しいテリが生まれ、真珠の魅力が最大限に引き立ちます。
一方、薄巻きの真珠はテリが乏しく、その魅力が制限されてしまうことがあります。

ただ、「巻きは厚ければ厚いほど良い訳ではない」ということにご注意下さい。巻きが0.3mm以上あれば、それ以上は真珠の美しさに影響がありません。
多くの場合、真珠の美しさには真珠層の品質が重要なのです。

越物について

1年以上海で養殖した真珠を越物と呼びます。(1年以内に海から引き上げられたものは当年物と呼びます。)越物は高品質な真珠ができる可能性が高くなります。
ただ、巻きは一定以上の厚みがあれば美しさに変わりはなく、また低品質の越物も存在しますので、越物が必ずしも当年物より高品質という訳ではありません。

まとめ:真珠の巻きと美しさの秘密

真珠の美しさを決定する基本的な要素である「巻き」の重要性について解説しました。

「巻き」とは真珠層の厚みのことであり、真珠のテリ(輝き)は巻きの量と質に大きく依存しています。品質の良い真珠層が、均一に一定以上の厚みを持って巻くと、真珠は美しいテリを放ち、その魅力を最大限に発揮するのです。ただ、「巻きは厚ければ厚いほど良い訳ではない」ということにご注意下さい。多くの場合、真珠の美しさには真珠層の品質が重要なのです。

一般的に、真珠の巻きが0.3mm以上であれば、それ以上の巻き厚さでも見た目の美しさに大きな変化はありません。
ただし、より高い安心感を求める場合は、0.4mm以上の巻きがある真珠を選ぶこともあります。

こちらのコンテンツを、良い真珠選びの参考にして頂ければ幸いです。